2012年12月23日日曜日

学校歯科健診の問題

2012年12月22日に千葉県某市から女子中学3年生が来院しました。
彼女は、2012年1月にも私の医院にメインテナンスで来院していますが、今回は、学校歯科健診のお知らせを持って来院しました。その内容をみてびっくり。
春の学校歯科健診に比べて今回(秋)の歯科健診でむし歯が進行したとありました。
1月と今回の写真を比較して、変化はありませんし、切削治療をする必要はありません。
う蝕治療について、切削修復に対する給付が中心の現行の保険制度と学校歯科健診が、本来、健全歯として生涯にわたって機能できる歯を大幅に減少させているのは事実でしょう。