2011年11月6日日曜日

ICDAS Code1

ICDAS コード1
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コード1は、肉眼で見つけることができる最初期のう蝕の徴候を表す。
この病変の脱灰のレベルは、歯の表面から十分なエアー乾燥によって水分を取り除いたときに、光学特性が変わり不透明になって見つけることができるが、湿潤状態では正常なエナメル質と区別しにくい病変である。
小窩裂溝では、乾燥しなくても着色のために容易に見つけることができる。この小窩裂溝の変色は、お茶やコーヒーによる小窩裂溝の着色(コード0)と似ているが、非う蝕性のものはほとんどの小窩裂溝に対称性に認められる傾向がある。

このコード解説は、「Detection, Assessment, Diagnosis and Monitoring of Caries」から日本ヘルスケア歯科学会が翻訳要約したものです。